「冬用シュラフってどうしよう……」
って数多くあるシュラフ。しかも冬用となると寒さに耐えれるのか?と不安になりますし、ガチ目のシュラフとなるとなかなかなお値段になってしまいます。
そんな中で手の届き易い価格帯でありながら機能・デザイン性も高いシュラフ「イブキバッグ」をレビューしたいと思いますよっ!
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【レビュー】冬キャンプのシュラフにいかが?ナンガ×ビジョンピークスのコラボ シュラフ | イブキバッグ800
ども、みそおですっ!
ダウン製品を主体に高い品質、安全性から高い人気の誇る言わずと知れた「ナンガ」。
そんなナンガとコラボしたのが、「スポーツするならヒマラヤ〜♪」でお馴染みのアウトドア・スポーツ用品量販店のヒマラヤのプライベートブラック「ビジョンピークス」。
そんな2社がコラボした化繊シュラフ「イブキ」シリーズをご紹介したいと思いますよっ!
イブキバッグ800の各部詳細をご紹介
ビジョンピークス(ヒマラヤ)から販売されている化繊シュラフの「イブキ」。
製品ライナップを豊富でーーー。
- 化繊マミー型シュラフ「イブキバッグ」から600 / 800 / 1200の3種類。
- 化繊封筒型シュラフ「イブキスクエアバッグ」から600 / 1200の2種類。
使用する気温やスタイルなどから色々と選べるのもイブキバッグの魅力ですねっ!
今回はそんな中からマミー型シュラフのイブキバッグ800を手にしましたので各部詳細や使用感などをシェアしたいと思いますよっ!
しっとりとしたデザイン
シュラフ本体の表面はブラック、内側はカーキ(茶色)となっており、割と派手な色味が多いシュラフですが、かなりシックな風合いがあります。
表面に使わやれている生地はさらっとしており、触り心地がよくなっています。
特に伸縮性のある生地というわけではないですが、シュラフ本体のサイズ感もあってか特に窮屈感はありませんでした。(詳しくは後述します。)
また、冬のキャンプではテント内が結露が発生し易く、滴ってきた水滴でシュラフが濡れてしまうケースも少なくありません。
イブキ800の表地にはしっかりとした撥水加工も施されており、安心して利用できますねっ!
さらっふわっとした質感
「ナンガ」の代名詞と言えばダウンシュラフをイメージされると思いますが、イブキ800は化繊シュラフとなっています。
また、中に使われている綿は「ダクロン(R)ファイバーフィル」が使われており、この中綿ですが布団などにも使われている繊維で、中空の繊維でかさ高性が高く、ダウンにも似た非常にふっくらした繊維となっています。(ググった)
この繊維を使っている効果からシュラフ自体の厚みがしっかりとあり、かなり寝心地が良く、また温かく寝ることができました。
メーカー・形が異なり純粋な比較とはなりませんが、同じ冬用シュラフと比較してみても、画像の通り。厚みが全然、違います。
意外と便利な蓄光ファスナー
イブキバッグ800のファスナーには蓄光ファスナーが採用されており、画像の白い部分が発生します。
これが地味に便利で、就寝時にはランタン等の明かりが少ない暗い中でファスナーの位置を探さなくてはなりません。
そういった時に蓄光されて緑色に発光され、ファスナーの示してくれるので、助かりますね〜。
例えば、ファミリーキャンプの時に「家族は寝てるけどトイレに行って帰ってきた」というシーンなんかでも、わざわざランタンを点灯することなく、再びシュラフに入ることが出来ますね。
蓄光ファスナーはかなり地味ですが、かなり便利です。
また、ドラフトチューブと呼ばれるファスナーの内側に生地があり、冷たいファスナーが体に接触しない様な機能もあり、より肌触りの良く外気を侵入を防ぐシュラフになっています。
ドローコードなども充実
顔付近にはドローコードが設けられており、引っ張るとしっかりと顔が隠せるぐらい閉じる事ができます。
イブキバッグ800に関わらず、マミー型シュラフはこういった頭をすっぽり中に入る事ができるので、冬のキャンプにはこちらの方がオススメ〜。(封筒型は肩付近が寒い……)
イブキバッグを使ってみたらどんな感じ?
イブキバッグ800は、快適使用温度が0℃、下限温度-6℃といわゆる秋冬キャンプ用のシュラフとなります。
ただ、真冬の高い標高では少しスペックが心許なく、同時に使用する暖房機器等にもよりますが、基本的には平地での冬が適正範囲かと思います。
と、気になるのはイブキバッグ800のその実力ですよね。と、言うわけで実際に使ってみた利用シーンや装備・服装なども踏まえながらレビューしたいと思いますよ〜。
補)個人的に寒さには強く、割と暑がりな性格です。なので、寒いのは苦手という方は着ている服を厚手にしたり、ホッカイロなどを中に入れるなどするとより温かく過ごせるかと思います。
サイズ感は?
メーカーの解説動画内では身長が約178cmまでとありましたが、私自身(178cmの大型体型人種)ですが、割と余裕のあるサイズ感でした。
それこそ頭の先から足の指の先までしっかりと包まれていながら、寝た時と朝起きた時との体勢が大きく違うぐらい寝相が著しく悪い私でも特に変な窮屈感もありませんでした。
■収納サイズ:直径 約24cm×約40cm
■総重量:約1680g
また、収納サイズは本体のふんわりした肉厚感から想像すると意外と小さくなっています。
封筒型とマミー型の違いはあるかと思いますが、写真のように結構サイズ感が違いますので、ファミリーキャンプではお子さんの年齢などからイブキバッグ又は、イブキスクエアをチョイスしても良いかと思います。
肌寒い秋での使用感。
秋の少し肌寒い季節の11月の平地でのキャンプでも使ってみました。その際の条件はーーー。
- コットのみ(銀マット等はなし)
- 就寝前までは灯油ストーブ(就寝後には消しています。)
- 湯たんぽ・カイロ等は無し。
- 服装(上着)長袖シャツ+パーカー
- 服装(パンツ)ユニクロの暖パン
最低気温が0℃まではいかないぐらいのキャンプでは、個人的には少し暑く感じました(汗)
冒頭にも記載していますが、私自身はかなり暑がり(真冬のスノボでもクロックスで移動する人です。)なので、むしろこの0℃までの気温域が一番、快適に過ごせるのではないかと思っています。
私と同じ様に暑がり〜という方はシュラフのチャックを少し開けたりするだけでも、シュラフ内の温度を調整できます。
そういった点からも個人的にはシュラフは「少し暑いかも」と余力を感じるぐらいのスペックが良いかと思っており、イブキバッグ800はこの秋から初冬までが一番活躍するシーズンだと思います。
氷点下の真冬での使用感
氷点下(過去の天気実績では-5.0度ぐらい)での真冬のキャンプでも使ってみました。その際の条件はーーー。
- コットのみ(銀マット等はなし)
- 就寝前までは灯油ストーブ(就寝後には消しています。)
- 湯たんぽ・カイロ等は無し。
- 服装(上着)長袖シャツ+パーカー
- 服装(パンツ)ユニクロの暖パン
就寝前まで灯油ストーブによってテント内が暖かく、特に寒いという印象はありません。
時間の経過と供にテント内の気温が下がってきても、地面(またはコット)との接する場所以外は、氷点下のテントの中でも特に冷気を感じることもなく、非常に暖かく過ごす事ができます。
ただ、コットに触れている面(仰向けなら背中側)に冷気を感じました。
個人的に特に寝れないほど寒いと言うはありませんが、「寒いのが苦手」と言う方は、銀マットやラグ、服装をより厚手にしてあげると良いかと思います。
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寒い季節もイブキバッグで冬キャンプを楽しもう!
実は私自身、マミー型の冬用シュラフ自体を買うのがはじめてで「何かお手頃で冬用シュラフ」をと考えたところに出会ったのがこのイブキ800でした。(しかも値引きセールしてたし)
実際に使う前までは「シュラフだけでいけるの?」とか不安に思っていましたが、その優しい触り心地と肉厚な生地が温かく包み込んでくれて、快適に就寝することができました。
これから本格的に冬キャンプをはじめてみたいけど、ダウンシュラフはお高いし、どうしよう。と悩まれている方は一度、イブキバッグを触ってみて、その肉厚を感じてみてはいかがでしょうか?
(ヒマラヤということもあって、割とセールもやっており、割安で購入できるのも量販店ならではの魅力です)(ボソッ)
おわり〜
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